タイトル等
西薗 静
「対象と図」
会場
ギャラリーギャラリー
会期
2020-08-15~2020-08-23
休催日
木曜休
開催時間
12:00~19:00
最終日は17:00まで
概要
わたしが画面をつくるとき、概ね全部の場合に、モチーフとなる対象物がある。視覚的に魅力を感じたものを集め、描く。それは植物だったり、金属や鉱物、人工物だったりと、種類はさまざまである。描くための方法も、複数のスケッチから起こしたり、画面に直に描いたり、ステンシル技法を用いたりと、ときによって変わる。
共通しているのは、それらの形態を線で辿るように描き写していること。輪郭線や凹凸、稜線や陰影など、ものの表面に現れる形態を等質に写しとる。実際には個有色を持ち、立体物である対象が、平板な画面に図として現れる。現れた図は、対象の持っていた意味や名前、概念から解放され、独立した「かたち」として存在し始める。

こうして対象から抽出された、なにかのかたちが提示される絵からは、鑑賞者の共感を呼び起こす要素が省略されている。色彩によって、あたたかみや情感を排し、もののかたちを構成要素の中心におく。色々なかたちと、それによって起こされる視覚現象(なにか別のものに見える。遠近がみえる。動く。ゆらぐ。)を記録し続ける。
絵画の形態をしているが、かたちの記録や、かたちによる実験の図面といえるかもしれない。
ホームページ
https://gallery-gallery.com/%e8%a5%bf%e8%96%97%e3%80%80%e9%9d%99-shizuka-nishizono-painting/
会場住所
〒600-8018
京都府京都市下京区河原町四条下ル東側・寿ビル5F
交通案内
京都マルイより1つ目の点滅信号南 50m 東側
ホームページ
https://gallery-gallery.com/
京都府京都市下京区河原町四条下ル東側・寿ビル5F
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