芦屋市立美術博物館では、吹き抜けのホールとギャラリー空間を利用した展示を行っていますが、なかでも毎年この時期行われる「童美展」はその名のとおり子供の作品をホールに集結させた展覧会です。
1948年市内在住の美術家達が地域のために結集し、子供たちの作品を展示する童美展が始められました。今年で第54回を迎えます。「個々の創意を重視し、自由でたくましい魂の発展に寄与する」のもとに童美展に集まってくる作品群は、美術博物館の壁面を埋め尽くしホールを熱気で包みます。
会場全体にひろがる子供たちの「こだわり」によって強烈な個性を発散させるこの童美展、ぜひご来館ください。