横浜市指定・登録文化財展
横浜市は、横浜市文化財保護条例を昭和62年(1987年)12月に制定し、市域の歴史や文化、自然を理解する上で重要な価値を持つ建造物、美術工芸品、文書、伝統芸能、史跡等を指定・登録し、保護を行っています。平成14年度までの指定文化財は117件、地域文化財としての登録は81件を数えています。
平成15年度では、新たに6件の文化財を指定し、1件の地域文化財を登録しました。
本展では、新指定・登録文化財を中心に、これまで指定された貴重な資料をご覧いただきます。
横浜の遺跡展
横浜市内には約2,500ヵ所の埋蔵文化財包蔵地(遺跡)が確認されており、全国でも屈指の密集地帯となっております。
今回展示する4遺跡は、都筑区の港北ニュータウン建設に先だって発掘調査されたものです。
埋蔵文化財センターでの整理が終了し、先土器時代から奈良・平安時代にいたるこの地域での生活の様子やムラの姿などが明らかになりました。
本展では、これら遺跡の内容を発見された土器や石器・土製品などの生活の道具と住居や墓などの写真パネルで紹介いたします。