フランス北西部に位置するノルマンディ地方は、かつて印象派の画家たちが好んで絵の題材にした場所として知られています。平松画伯は1994年のパリでの個展をきっかけに印象派への関心を深め、ジャポニスムを研究する旅を始めます。取材のため、印象派を代表する画家、クロード・モネが晩年居住したジベルニーを中心に、当時の画家たちが見た風景を訪ねて何度となく渡仏しました。
本展では、現地で描いたスケッチ作品を中心に展示し、現在に至るまでライフワークとして制作し続けている平松画伯の目を通して見たノルマンディの風景をご覧いただきます。