NHK連続テレビ小説の記念すべき100作目となった「なつぞら」(2019年4月~9月放送)。戦後の十勝を舞台に、アニメーターを目指す主人公「奥原なつ(演:広瀬すず)」の半生を描いたこの作品では、彼女がアニメーターを目指すきっかけとなった一人の青年「山田天陽(演:吉沢亮)」が登場します。
山田天陽のモチーフになったのが、十勝に生き、生涯を絵に捧げた画家「神田日勝」です。神田日勝もまた、天陽と同じ東京から十勝へ疎開して来た開拓農民であり、農業の傍ら絵画制作を行い、数多くの馬の絵を残し、将来を嘱望されながら若くしてこの世を去りました。
今回、日勝と天陽がつないだ「縁」により、ドラマのロケで使用された天陽の絵を当館で展示いたします。また2階では日勝の小品風景画もご覧いただけます。当館を舞台に繰り広げられる日勝と天陽の共演をぜひお楽しみください。