北前船がもたらした京文化を代表する雛人形や御所人形は、湊町で栄えた酒田が全国に誇る宝です。
昭和23年からつづく本間美術館のひな祭りでは、鶴岡の実業家・斎藤昌二氏が蒐集された京雛や御所人形、衣装人形など(白巽文庫コレクション)を中心に、酒田の豪商・白崎家に伝来した雛壇飾りや、酒田の林昌寺からご寄贈いただいた京都の老舗人形店「丸平大木人形店」の御雛人形司・大木平蔵の雛人形など、貴重な古典人形をご紹介します。
また、今年は新たにご寄贈いただいた全国各地の土人形や押絵の壇飾りなどが初公開となります。
本展は酒田雛街道と連携しており、酒田市内各所で様々な雛人形を楽しむことできます。
(酒田雛街道 開催期間:3月1日~4月3日)