フランス北東部、ドイツ国境に近いアルザス地方の中心都市ストラスブールは、ヨーロッパの十字路に位置し独自の文化を育んできました。
同地には10館にも及ぶ美術館・博物館があり、なかでもストラスブール近現代美術館は、印象派から現代美術までを網羅した18,000点に及ぶコレクションを誇ることでフランス国内でも知られています。
本展では、同館所蔵の多彩な作品を中心に、印象派前史から20世紀美術の開拓者までヨーロッパ近現代美術の流れを辿ります。
モネ、シスレーなどの印象派から、ゴーギャンらポスト印象派、そしてピカソらモダンアートを代表する画家たち、さらにアルプなどアルザス地方ゆかりの画家たちの作品まで約90点をご紹介します。
ストラスブールからやってきた名品の数々をお楽しみください。