学校給食は、明治22年山形県鶴岡市の私立小学校で初めて行われ、以後いくつかの地域で行われていましたが、その多くは困窮児童・欠食児童を対象としたものでした。本格的に学校給食が実施されるようになったのは、昭和29年に学校給食法が制定されてからでした。朝霞市では、昭和40年に学校給食センターを設置し、小学校から完全実施されました。また、昭和43年からは中学校でも完全実施され、現在では3ヶ所の共同調理場により、小学校10校、中学校5校の給食をまかなっています。
今回の展示では、学校給食センターから寄贈を受けた食器や調理道具、様々な資料を中心に、朝霞の学校給食のあゆみや学校給食センターの役割について紹介します。