消える運命にあった遺跡が30年後にみせた景色。
昭和から平成へと変わったばかりの1989年(平成元年)2月23日、その日、日本中を駆け巡った「邪馬台国時代のクニ 吉野ヶ里遺跡」のニュース。これをきっかけに、多くの人の関心が吉野ヶ里に集まり、そして日本中を巻き込んだ空前の古代史ブームが訪れました。
その吉野ヶ里遺跡も史跡指定から30年。今回はそれを記念し、現在も輝き続ける吉野ヶ里遺跡の魅力を存分に感じる事のできる特別展を企画いたしました。30年の歩みと調査の成果を、貴重な遺物はもちろん当時の報道資料などの記録とともに振り返り、今もなお色あせない吉野ヶ里遺跡の魅力とその価値をお楽しみください。