ちひろ美術館コレクションを紹介する本展では、世界の絵本画家たちの作品のなかでも、絵本の世界を飛び出した創作活動を紹介します。林で拾った木の形を鳥に』見立てて彫刻をつくったエフゲーニー・ラチョフ(ロシア)。紙という素材の魅力を自在に引き出すクヴィエタ・パツォウスカー(チェコ)。木やブリキなどを用いていきいきとした動物をつくり出すユゼフ・ヴィルコン(ポーランド)。愉快な人や動物たちを流木からつくり出した荒井良二(日本)。自作の絵本を三連祭壇画の形に再構成したビンバ・ランドマン(イタリア)。
5人の個性的な画家たちの、自由は発想から生まれた造形をお楽しみください。