いわさきちひろの作品を初めて見たのは、ベストセラーとなった『窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子・著)の表紙という方も多いのではないでしょうか。黒柳徹子がトモエ学園で過ごした子ども時代を書いた「窓ぎわのトットちゃん』は、ちひろの絵とともに、日本のみならず、アジアを中心に10か国以上の言語に翻訳され、国を超えて広く愛されています。本展では、ちひろが描いた、いきいきとした子どもたちの絵とともに、トットちゃんのエピソードを紹介します。『窓ぎわのトットちゃん』の世界を、ちひろの絵で楽しく体験できる展覧会です。