「ミッフィー」が世界中で愛されているオランダのディック・ブルーナー、『おやすみなさいおつきさま』が世代を超えた人々に読まれているアメリカのクレメント・ハード、また『100万回生きたねこ』の佐野洋子や五味太郎、黒井健など日本を代表する絵本作家たち。彼らの作品は、イマジネーション豊かな絵とやさしくシンプルなことばで、幼い子どもの心に語りかけます。また、大人たちのなかにもある<子ども>の心を呼び起こし、安らぎと元気を与えてきました。全ての子どもたち、大人たちは生まれたときから「<子ども>の力」を備えているはずです。この展覧会では、世界11ケ国で活躍する絵本作家たち22人の絵本原画を一堂に展観いたします。彼らの素晴らしい作品を通じて、再び「<子ども>の力」を思い出していただけることと思います。
会場:北九州市立美術館分館