本展では、本間美術館に平成二十六年(二〇一四)から平成三十年(二〇一八)度にかけて新たに収蔵された作品から二十九点をご紹介します。
今年の一月から二月にかけて、当館で個展を開催したアメリカ・ニューヨークを拠点に活躍中の作家・大野廣子をはじめ、ガラス絵やテンペラ画なども手掛ける銅版画家・武田史子、日本やヨーロッパの風景を中心に描いた洋画家・松島正幸、近代文人画家として評価されている小林勇、暮らしを彩る器をつくった陶芸家・濱田庄司の作品のほか、江戸時代につくられた古伊万里の染付など、初公開作品を含むバラエティーに富んだ内容となっています。