新館「東山キューブ」での展覧会第一弾では、国際現代アートシーンの第一線で活躍する杉本博司を迎え、「瑠璃」、「浄土」、「偏光色」をキーワードに、京都での美術館における初の大規模個展を開催します。新作の大判カラープリントシリーズ「OPTICKS」を初公開。写真を起点に宗教的、科学的、芸術的探求心が交差しつつ発展する杉本の創造活動について改めて考えるとともに、長きにわたり浄土を希求してきた日本人の心の在り様を見つめ直します。また、日本初公開の《ガラスの茶室 聞鳥庵(モンドリアン)》の特別展示や、杉本が設立した小田原文化財団プロデュースによる能楽作品の京都初上演(会場:ロームシアター京都)など、展覧会に関連したプログラムも多数開催!