タイトル等
生誕120年 芸術写真の神様
塩谷定好とその時代
会場
鳥取県立博物館
第1・第2特別展示室
会期
2019-11-16~2019-12-15
休催日
12月2日[月]
開催時間
午前9時~午後5時
○入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般:800円(前売り・団体・大学生・70才以上の方:600円)
○次の方は無料です/高校生以下・学校教育活動での引率者・障がいのある方、難病患者の方、要介護者等及びその介護者
主催者
「塩谷定好展」実行委員会(鳥取県立博物館・日本海テレビジョン株式会社)
協賛・協力等
協賛|日本通運 株式会社モリックスジャパン 株式会社吉備総合電設 三和商事株式会社
協力|塩谷定好写真記念館、資生堂企業資料館
概要
塩谷定好(しおたに・ていこう 1899年~1988年)は、大正末から昭和初期にかけて隆盛した「芸術写真」の第一人者です。鳥取県の赤碕に身を置きながら、山陰の風景や人物を独特の美意識のもとにソフト・フォーカスでとらえた作品は、『カメラ』や『アサヒカメラ』といった写真雑誌のコンクールや全国規模の公募展で入選を重ね、植田正治をはじめ地元のアマチュア写真家たちにとって「神様みたいな存在」として尊敬を集めていました。その後戦争による空白期間を経て活動を再開、地元のカメラクラブを中心に旺盛な活動を行い、終生にわたって作品をつくり続けました。1982年にドイツのケルンで開催された世界最大の写真関連見本市「フォトキナ写真展」での最高賞である栄誉賞の授賞にはじまり、近年では、美術館での個展も相次いで開催されるなど、再評価の動きが高まっています。
鳥取県立博物館では、このたび塩谷定好の生誕120年を記念して、1920年代の初期作品から、あまり知られてこなかった戦後1970年代までの作品を一堂に紹介する回顧展を開催します。また、日本写真史における芸術写真のムーヴメントを牽引してきた代表的な作家や、塩谷と交流のあった日本光画協会の会員、カメラ雑誌『芸術写真研究』や地元のカメラクラブで同時代に活動していた写真家たちの作品もあわせて展観し、人々を魅了した芸術写真の時代とその精神について検証する機会とします。
イベント情報
※毎週土曜日に関連事業を行います。
―ギャラリートーク
11月16日(土)特別ゲスト:塩谷晋氏(塩谷定好写真記念館館長)
12月14日(土)特別ゲスト:池本喜巳氏(写真家)
共に14:00-15:00|第1・第2特別展示室|定員なし|要観覧料
塩谷定好の作品について、特別ゲストと本展担当学芸員が会場を巡りながら解説を行います。

―アートツアー「塩谷定好の赤碕」を巡るツアー
11月23日(土・祝)13:00-16:00|集合:塩谷定好写真記念館
20名(要予約)|無料(別途記念館入場料が必要です)
塩谷定好が生涯を過ごし、名作を生んだ海辺の町・赤碕をまわり、その足跡と制作の秘密をたどります。特別ガイド:池本喜巳氏(写真家)

―映画上映会「パリが愛した写真家ロベール・ドアノー〈永遠の3秒〉」
11月30日(土)14:00-15:30|2階講堂|250名(先着順)|無料
20世紀を映したフランスの写真家ロベール・ドアノーのドキュメンタリー映画を上映します。

―特別講演会「塩谷定好とその時代」
12月7日(土)14:00-15:30|2階講堂|250名(先着順)|無料
講師:金子隆一氏(写真史家)
「芸術写真」の全盛期を生きた塩谷の表現とその背景について、同時代の作家たちのあり様とともにお話しいただきます。
ホームページ
https://www.pref.tottori.lg.jp/teikohshiotani/
会場住所
〒680-0011
鳥取県鳥取市東町2-124
交通案内
[JR鳥取駅からバスで]
砂丘・湖山・賀露方面行 「西町」下車 約400m
市内回り岩倉・中河原方面行 「わらべ館前」下車 約600m
ホームページ
https://www.pref.tottori.lg.jp/museum/
鳥取県鳥取市東町2-124
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