私たちは日々、無意識のうちに「イメージする力(=想像する力)」を発揮して生活しています。「イメージする力」を発揮して行われる芸術活動のひとつに「美術」があります。「美術」とふれあう場のひとつに、私たちがかつて受けてきた、あるいは今も受けている美術教育―図画工作や美術の授業があります。
本展覧会では、「イメージする力」がどのように発揮され、どのように培われているのかを、日々の生活を軸にして、美術と教育の視点から考えます。
ご来場いただくみなさまと一緒に、イメージする力、これからの美術について、見ながら、話しながら、考えながら、答えを探す機会になることを願っています。