タイトル等
坂田一男
捲土重来(けんどちょうらい)
格納された世界のすべて、風景のすべて
会場
岡山県立美術館
会期
2020-02-18~2020-03-22
休催日
月曜日(祝休日の場合は翌火曜日)
開催時間
9時~17時
※入館は閉館の30分前まで。2月18日[火]は10時開館。2月28日[金]は19時まで開館。
観覧料
一般1000円、65歳以上*800円、大学生*500円、高校生以下*無料
※20名以上の団体は2割引 *年齢を確認できる証明書をご提示ください。
キャンパスメンバーズ制度加盟校の学生の場合は無料。
主催者
岡山県立美術館
協賛・協力等
助成:芸術文化振興基金
監修:岡﨑乾二郎
[後援]岡山県教育委員会、岡山市教育委員会、倉敷市教育委員会、岡山県郷土文化財団、公益社団法人岡山県文化連盟、岡山朝日高校同窓会、山陽新聞社、NHK岡山放送局、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送、oniビジョン、FM岡山
beyond2020
概要
キュビスム以降の抽象絵画の展開を核心で理解し、その可能性を究極まで推し進めた画家・坂田一男(1889-1956)。世界的にも稀有な高い次元に到達していた坂田一男の作品世界の魅力に迫ります。
第一次大戦後の1921年に渡仏した坂田一男は、当時のアヴァンギャルドを咀嚼吸収して急速に成長し、ピカソやレジェ、モンドリアンらとともに展覧会に出品するなど最前衛で活躍しました。1933年に帰国してからは、中央画壇との交流を絶ち、高潮による2度の水禍にも挫けることなく、1956年に亡くなるまで岡山県の玉島のアトリエで自己の絵画の造形的探究に没頭しました。また、戦後には「A.G.O.(アヴァンギャルド岡山)」を主宰して若手作家たちを指導するなど後進の育成にも励んでいます。
本展は、当代随一の美術批評家でもある造形作家の岡﨑乾二郎氏を監修者に招き、〈現在の画家としての〉坂田一男の仕事の全貌を、約300点の作品群によって提示するものです。特に、帰国してから戦後にかけての画業を同時代の国内外の作家たちと比較しつつ、20世紀絵画表現の問題群として読み解くセクションは、絵画の潜勢力を解き放つ機会となるでしょう。絵画そして世界の巻き返し=再生はまだ可能なのです。
イベント情報
※いずれも申し込み不要。最新情報は美術館HPをご確認ください。

記念講演会
「坂田一男 捲土重来―格納された世界のすべて、風景のすべて」
日時:2月29日[土]14:00-15:30
講師:岡﨑乾二郎(本展監修者、造形作家・批評家)
会場:2階ホール|定員210名(当日先着順)

美術館講座
「スケッチ集「巴里の落書」と「オワーズ河漫筆」にみるアナクロニズム」
日時:3月7日[土]14:00-15:30
講師:橋村直樹(担当学芸員)
会場:地下1階講義室|定員70名(当日先着順)

美術の夕べ
担当学芸員によるフロアレクチャー
日時:2月28日[金]18:00-19:00
会場:2階展示室|※要観覧券

担当学芸員によるフロアレクチャー
日時:2月22日[土]、3月14日[土]、3月21日[土]
各日14:00-15:00|会場:2階展示室|※要観覧券
ホームページ
https://okayama-kenbi.info/exh-20200218-sakata/
会場住所
〒700-0814
岡山県岡山市北区天神町8-48
交通案内
・JR岡山駅から 徒歩15分

・路面電車 / 岡山駅前電停 1番乗り場
東山行「城下」下車 徒歩3分

・岡電バス / 岡山駅バスターミナル 1番乗り場
藤原団地行「天神町」下車すぐ

・宇野バス / 岡山駅バスターミナル 11番乗り場
四御神(しのごぜ) / 瀬戸駅 / 片上方面行 「表町入口」下車 徒歩3分

・循環バスめぐりん / 岡山駅前(ドレミの街前)バス停 10番乗り場
県庁・京橋線(Cルート) 「表町入口」下車 徒歩3分
ホームページ
https://okayama-kenbi.info
岡山県岡山市北区天神町8-48
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