1979年に設立した岡田文化財団は、三重県における芸術文化振興に寄与した活動を続け、2019年に40周年を迎えました。当財団から三重県立美術館への最初の寄贈作品はマルク・シャガールの大作≪枝≫でした。1982年には松阪市出身で京都画壇を代表する画家・宇田荻邨(うだてきそん)≪祇園の雨≫を、その他ジョアン・ミロ≪女と鳥≫(1985年寄贈)、オーギュスト・ルノワール≪青い服を着た若い女≫(1988年寄贈)など多くの寄贈を続けました。
本展では、三重県立美術館のご協力を賜り、これまで寄贈した作品を一堂に展示いたします。また特別公開としまして、パラミタミュージアムが近年新収蔵した作品も合わせてご紹介いたします。