あいちトリエンナーレ開催にあわせ名古屋市中村区の黄金4422BLD5 階のギャラリー [N-MARK5G] にて、あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」に参加予定で、バッタもんやドザえもんなど、なにかと話題の「岡本光博」の個展をギャラリーのメインスペースで。また大阪を中心に架空の温泉街をモチーフにユニークな作品制作で注目される「アストロ温泉 」展をギャラリーのサブスペースで開催いたします。
〈ステートメント 〉
本展のメインは、「縄文と現代」展(青森県立美術館、2006年)をきっかけに開始した、標識ロープ(俗称トラロープ)を使った言葉遊び的連作「トラロープ」の巨大な首です。それを取り囲むように、某大手コーヒー会社のロゴのサブリミナル疑惑について考察した作品「Skrik」、実用と展覧会の為に制作したものの展示不可とされた「LIFEbag」(家族用非常時持出袋)、ポーランドで美術館に対して人々がバナナを振りかざして行った抗議デモを扱った「表現の自由の机1」他、新作を含めた作品群を配置します。これらの生み出す“線”は「陰と陽」、「アウトとセーフ」の境界線という「トラロープ」のもう一つのコンセプトでもあります。