タイトル等
特別展示
首くくり栲象
会場
小山登美夫ギャラリー
会期
2019-08-27~2019-08-31
休催日
会期中無休
開催時間
11:00~19:00
観覧料
入場無料
協賛・協力等
協力:タカ・イシイギャラリー、BankART 1929、青山|目黒
概要
今回、小山登美夫ギャラリーでは、「首くくり栲象」の庭劇場での姿を追う宮本隆司の写真・映像展示と、余越保子の2010年制作の「Hangman Takuzo」(46分)の上映を、8月の5日間、行います。

首くくり栲象さんは、自宅の庭を「庭劇場」と称し、月に2回程度パフォーマンスを行なっていたと聞きます。私は、今年の3月、宮本隆司さんの「首くくり栲象」写真集の出版記念展覧会を見るまで、恥ずかしながら、その存在すら知らなかったのです。なので、もちろん、庭劇場でのパフォーマンスも見ていません。でも、こんな人がいたのかという驚きと、以前衝撃を受けた羽永光利さんの写真「突っ立っている痙攣」の人物が同一人物だということを知り、彼の存在の仕方と表現を見ていただきたいと思い、今回の展示を企画しました。

写真集に書かれた宮本さんの文章の中に
「首くくり栲象は自身の行為にまつわる神秘的な想いを嫌っていた。『毎日、庭で首をくくっています』とごく普通のことをやっているように言っていた。『死に触れず、死を作品化する、あるいは生に触れず、生を作品化することはできるはずだ』とも書いていた。」(宮本隆司『首くくり栲象』写真集 BankART1929発行より)
とあります。

現代美術のアーティストである松澤宥、高松次郎、風倉匠につながるこの人間が、最後に選んだ表現の凄さを是非、見て見てください。
(小山登美夫)
イベント情報
【上映スケジュール】
11:00 - 18:00
宮本隆司撮影・庭劇場ドキュメンタリー映像上映
*上記は入場無料

18:00 -
余越保子「Hangman Takuzo」(2010年制作、46分)映画上映
*上記映画上映は入場料1000円(税込)となります。

【オープニングレセプション】
2019年8月27日 [火]
「Hangman Takuzo」映画上映終了後、19:00-20:00
ホームページ
http://tomiokoyamagallery.com/exhibitions/hangmantakuzo2019/
会場住所
〒106-0032
東京都港区六本木6-5-24 complex665ビル2F
ホームページ
http://www.tomiokoyamagallery.com
東京都港区六本木6-5-24 complex665ビル2F
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