紙・ペットボトル・木といった私たちの身近にある素材が、4人の作家たちによる「手技」によって、全く新しいアート作品に生まれ変わります。
紙に描かれた絵を切り抜いて何層も重ねて立体感を出し、作品に豊かな表情を演出するシャドーボックスの大橋禾苗。数十種類の木を使い、木の色や木目の模様の組み合わせで一枚の絵、《組み木絵》を創る中村道雄。「木」、「メカニズム」、「遊び心」の三つの要素を組み合わせた動きの世界を「メカニズム」とネーミングし、現代のからくり玩具を創り出す高橋みのる。使用済みのペットボトルを使って、生物学に基づき美しい動植物を創造する本間ますみ。
独自の感性と表現力、そして驚異の「手技」を持った作家たちによる、遊びごころ溢れる世界をお楽しみください。