山種美術館では、日本画の新たな創造に努める優秀な画家の発掘と育成を目指す公募展「Seed 山種美術館 日本画アワード2019」を開催します。
今回は、7人の審査員による厳正な審査の結果、全189点の応募作品の中から、大賞・安原成美≪雨後のほほ≫、優秀賞・青木秀明《鴯鶓(エミュー)ノ図 -飛べない鳥-》、特別賞(セイコー賞)・近藤守《nostalgie》、および奨励賞として、江川直也《雪野に佇む》、北川安希子《新天地》、外山諒《Loka-dhaatu》、永岡郁美《青想夜夢》、森萌衣《団欒》の5作品の受賞が決定しました。
本展では、これらの受賞作品をはじめとする入選作品全44点を一堂に公開します。今後の活躍が期待される若手画家たちによる、新鮮な魅力にあふれた力作の数々を通して、日本画の新たな息吹と確かな未来を感じ取っていただければ幸いです。
なお、本展会期中には、当館コレクションの中から、椿椿山≪久能山真景図≫【重要文化財】、酒井抱一≪秋草鶉図≫【重要美術品】をはじめとする江戸絵画の優品を厳選して展示します。若手画家の入選作品とあわせて是非ご覧ください。