- タイトル等
- 会場
- 笠岡市立竹喬美術館
- 会期
- 2019-07-06~2019-11-24
第一章:模索の時代 1889-1938 7月6日[土]~9月1日[日]
第二章:至純の時代 1939-1979 9月7日[土]~11月24日[日]
- 休催日
- 毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)、9月2日[月]~6日[金](展示替期間)
- 開催時間
- 9:30~17:00
(入館は16:30まで)※ただし、7月6日は開会式のため10:30に開館
- 観覧料
- 一般800(650)円 ※( )内は団体20名以上
高校生以下は無料(学生証をご提示ください)
※笠岡市内在住の65歳以上は無料、笠岡市外在住の65歳以上は団体料金
(住所年齢のわかるものをご提示ください)
※前売は一般個人のみ600円 セブンチケット(http://7ticket.jp/)、ローソンチケット(Lコード:63159)、チケットぴあ(Pコード:[第一章]769-780、[第二章]769-781]
- 主催者
- 笠岡市立竹喬美術館
- 協賛・協力等
- 共催◎山陽新聞社
後援◎NHK岡山放送局/RSK山陽放送/OHK岡山放送/TSCテレビせとうち
RNC西日本放送/KSB瀬戸内海放送/ゆめネット笠岡放送/エフエムゆめウェーブ
- 概要
自然を描き続けた小野竹喬(1889-1979)の75年に及ぶ画業には、二つの頂点があります。一つは国画創作協会展を主とする大正中期から昭和初期の時代で、もう一つは日展出品作を中心とした戦後の時代です。今回の展覧会では昭和14年の《清輝》発表により、画風が至純な竹喬独自の世界に入ったとの理解の上で、ここを分岐点として、第一章「模索の時代 1889-1938」、第二章「至純の時代 1939-1979」の二章構成で展覧します。各章ともに中盤に展示替えを行い、約200点の作品から竹喬芸術のすべてを通覧できる展覧会となります。
第一章 模索の時代
7月6日[土]~9月1日[日]
第一章では、西欧近代絵画に学んだ力強い色彩と構築的な画面構成が、渡欧経験を経て柔和な描線に端麗な色彩を加味した世界に展開する過程をたどり、伝統絵画に西欧近代絵画を摂取する中で自身の表現を模索する竹喬の姿を紹介します。
第二章 至純の時代
9月7日[土]~11月24日[日]
第二章では、竹喬の風景画が単純明快に構成され、竹喬様式が確立されていく過程を細やかにたどります。自然をより深く、親しく見詰め、その息づかいや移ろいを明るく澄んだ色彩で大らかに描いた時代であり、簡明でありながらしみじみとした詩情が溢れる画面には、自然に対する崇高な思いがはっきりと感じられます。
- イベント情報
- ★講演会、コンサート、実技講座は美術館(0865-63-3967)までお申し込みください。
■連続講演会★
第1回「竹喬 落款(サイン)と印章」
7月7日[日] 柴田就平(当館学芸員)
第2回「竹喬 模索から至純へのあゆみ」
8月25日[日]上薗四郎(当館館長)
第3回「作品の魅力―スケッチと下絵―」
10月20日[日]中原千穂(当館学芸員)
各回とも時間は13:30~15:00、場所は竹喬美術館視聴覚室
各回ごとにお申し込みください。
■ギャラリーコンサート★
「ヨーロッパへの憧憬 シャンソンとカンツォーネ」
かとうのりこ(ヴォーカル)、坂下文野(ピアノ)
7月20日[土] 18:30~20:30
※整理券800円
■講演会「日展の日本画」★
永井明生(奥田元宋・小由女美術館 学芸主幹)
9月29日[日]13:30~15:00 視聴覚室
■ギャラリートーク(申込不要)
7月6日[土]11:00~12:00
7月28日[日]、8月10日[土]、
9月7日[土]、10月27日[日] 各日13:30~14:30
■竹喬茶会〈竹喬生誕祭〉(申込不要)
11月17日[日]10:00~16:00
お茶席券400円(高校生以下は無料)
協力:笠岡茶道連盟 ※11月17日は無料開館となります
■実技講座★
「日本画にふれよう―絹本にえがく―」
浅野有紀(日本画家)
8月18日[日]13:30~15:30
視聴覚室
■夏休みクラフト教室(申込不要)
竹喬作品を使ったバッグ作りなど
8月11日[日]、12日[月][休]10:00~16:00
対象:小学生以下
- 展示替え情報
- ◆作風に大きな変化があった昭和14年を分岐点として、二章構成で展示します。
第一章・第二章とも途中展示替えがあります。
- ホームページ
- https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/20992.html