ロンドン芸術大学を卒業後、多彩な活躍で脚光を浴びる大竹彩子。アートアンリミテッド2回目の個展は荒川修作とマドリン・ギンズの三鷹天命反転住宅を斬新な視覚で撮影、世界各地の画像とで構成した新刊の写真集
『FINDER』からの写真と絵画の新作を発表します。「三鷹天命反転住宅」とは、荒川+ギンズが、身体の可能性を追求し2005年に竣工した実験的な集合住宅。大竹彩子は昨年、この住宅を訪問、そこで使用されている14色の色彩に着目。“FINDER”とは、カメラのファインダーと、「発見する者」という意味を合わせもつ。絵画と写真、大竹彩子の鋭敏な感性が気取る鮮烈なイメージと色彩が溢れる展示となりそうだ。急成長する作者の最新の展開に注目して欲しい。