- タイトル等
- 会場
- 兵庫陶芸美術館
- 会期
- 2019-06-15~2019-09-29
- 休催日
- 月曜日
※ただし、7月15日(月・祝)、8月12日(月・振休)、9月16日(月・祝)、9月23日(月・祝)は開館し、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)、9月24日(火)は休館
- 開催時間
- 10:00~18:00
(7月~8月の土曜日と日曜日は9:30~19:00) ※入館は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般600円(500円)/大学生500円(400円)/高校生以下無料
( )内は、特別割引および20名以上の団体割引料金です。
※70歳以上の方は半額になります。
※障害のある方は割引、その介助者1名は無料になります。
※17:00以降に観覧される場合には、夜間割引料金になります。(一般300円、大学生250円)
※特別割引券はローソンチケット・ミニストップ(Lコード51673)、ファミリーマート(店内設置のFamiポートより)で9月28日(土)まで販売しています。
- 主催者
- 兵庫陶芸美術館/朝日新聞社
- 協賛・協力等
- [後援] 兵庫県/兵庫県教育委員会/篠山市/篠山市教育委員会/丹波市/丹波市教育委員会/公益財団法人 兵庫県芸術文化協会/公益財団法人 兵庫県国際交流協会
[協力] 佐賀県立九州陶磁文化館/丹波立杭陶磁器協同組合
beyond2020
- 概要
17世紀初頭、日本で初めての磁器が肥前有田(現佐賀県西松浦郡有田町)で生み出されました。有田を中心とする肥前(佐賀県、長崎県)で作られた磁器は、主として伊万里港(佐賀県)から各地に向けて積み出されたことから、消費地では「伊万里焼」と呼ばれました。
生産を始めた初期には、中国陶磁に倣った意匠が多く見られますが、次第に余白を生かした構図や、富士や流水紅葉などの風景や和歌に因んだ和様の意匠も見られるようになります。17世紀中頃には、オランダ東インド会社によって海外輸出が開始され、瀟洒な柿右衛門様式や華やかな金襴手様式の伊万里焼はヨーロッパの王侯貴族にも愛用されました。
国内でも17世紀末頃から、経済成長によって富を得た豪商たちの求めに応じて、豪華な磁器が焼かれます。東インド会社の公式輸出が終了した18世紀中頃には、国内の販路を拡大し、伊万里焼は文化の担い手となった町人たちの暮らしの中に広がっていきます。町人文化が全盛を迎えた19世紀、江戸の屋台や旅籠屋などでは、料理とともに供される趣向を凝らした多種多様なうつわが人々の生活を彩りました。こうした時代とともに移りゆく伊万里焼の様々なかたちとデザインは、現在でも私たちを魅了し続けています。
本展では、柴田明彦・祐子夫妻によって蒐集され、佐賀県立九州陶磁文化館に寄贈された1万点余りの“柴田夫妻コレクション”と同館所蔵の優品をお借りし、江戸時代に生み出された伊万里焼(いわゆる古伊万里)を、そのかたちやデザインとともに紹介します。斬新な構図、闊達な筆使い、新奇な絵柄など、多彩な意匠を通して「かわいい」や「おしゃれ」、「粋」といった現代の感覚に通じる古伊万里の魅力をお楽しみください。
- イベント情報
- 記念講演会 「かわいい/粋/おしゃれ」でひもとく古伊万里デザインの魅力
日時:7月13日(土) 13:30~15:00(開場は13:00)
講師:鈴田由紀夫氏(佐賀県立九州陶磁文化館館長)
会場:当館研修棟1F セミナー室
※聴講には本展の観覧券(半券可)が必要です ※事前申込制(先着110名)
※詳しくはお問い合わせください
ワークショップ 「I ❤ 染付 ~こんなお皿に描けるかな?~」
日時:9月8日(日) ①10:00~12:00 ②13:30~15:30
場所:当館エントランス棟1F工房 応募〆切:8月14日(水)16:00
※事前申込制(有料、各定員20名、応募者多数の場合は抽選)
※詳しくはお問い合わせください
当館学芸員によるギャラリートーク
6月22日(土)、7月6日(土)、7月20日(土)、8月3日(土)、8月17日(土)、8月31日(土)、9月14日(土)、9月28日(土)
いずれも11:00より1時間程度
※観覧券が必要です
夏休み1日まるごとこどもの日
日時:7月21日(日) 9:30~15:00
※詳しくはお問い合わせください
※当日は小さいお子様連れのお客様がいつもより多数ご来館されることが予想されます
予めご了承いただきますようお願い申し上げます
- ホームページ
- http://www.mcart.jp/exhibition/e3101/