タイトル等
新収蔵品展「人間国宝・金重陶陽」
会場
備前焼ミュージアム
会期
2019-03-15~2019-06-23
休催日
月曜日(月曜祝日・振替休日の場合はその翌日が休館)
開催時間
午前9時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
大人500円(400円)、高大生300円(200円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体
※65歳以上の方は400円
※65歳以上で備前市・赤穂市・上郡町に在住の方は250円(要証明)
主催者
備前市立備前焼ミュージアム、備前市、備前市教育委員会
協賛・協力等
後援 :備前商工会議所、一般社団法人備前観光協会、備前東商工会、協同組合岡山県備前焼陶友会
概要
金重陶陽(かねしげ とうよう)は、明治29(1896)年に岡山県和気郡伊部村 (現・備前市伊部)の歴史ある陶家に誕生しました。父・楳陽(ばいよう)に学び、若くして伊部を代表する細工物の名手となり、窯の改良や焼成方法の工夫、田土精製の研究を重ね、次第に細工物の制作から轆轤を挽く仕事へと転向していきます。この時、金重陶陽は30代半ば。備前焼の伝統を踏襲したうえで新たな可能性を追求します。
昭和17(1942)年、備前焼の技術保存資格者(丸技)に認定。同年に結成された「からひね会」は、金重陶陽をはじめ桃山陶に強い関心を抱く陶芸家が参加し、陶芸技術・手法の交流を深め、のちの「日本工芸会」設立にも携わるなど現代の陶芸・工芸界の創成に尽力します。
昭和31(1956)年、60歳で備前焼の技術により国指定の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、以降は多様な作品を制作します。その歴史に立脚した作家性は、備前焼に脚光を浴びせる契機となりました。

さまざまな陶印を用いたのも金重陶陽の特徴です。分銅型の陶印や「陶陽造」、「土」、「陶」、「ト」などがあり、年代や作品により変化します。なかでも「ト」は、カタカナの「ロ」を陶印に用いた北大路魯山人の影響といわれています。
本展覧会では、平成30年度に当館へご寄贈いただいた人間国宝・金重陶陽の作品、全35件からなる「上田コレクション」を陶印変化の変遷を軸にご紹介します。
イベント情報
新収蔵品展「人間国宝・金重陶陽」では、展覧会関連行事を開催します。金重陶陽の作品を見るだけではもったいない!当館学芸員による作品解説や実際に触れていただくことで、その魅力を深く感じ取っていただけるよう、本プログラムを企画いたしました。
皆さまのご参加、お待ちしております!

●学芸員によるギャラリートーク
日時 3月30日(土)、4月6日(土)、5月18日(土)
各回13:30~(約30分)
会場 備前焼ミュージアム 2階展示室
対象 どなたでも

●備前焼の魅力普及イベント
-人間国宝・金重陶陽の作品に触れてみよう!!-
日時 4月28日(日)、5月3日(金・祝)、6月2日(日)
各回13:30~(約1時間)
会場 備前焼ミュージアム 3階茶室
*畳に上がっていただく予定です
定員 各回10組(1組につき4名まで)
対象 小・中・高・大学生を中心に、どなたでも
申込 各回、前日までに当館(TEL:0869-64-1400)へご連絡ください。その際、お名前・ご連絡先をお尋ねしますことをご了承ください。なお複数でのお申込みの場合は、代表者の方のお名前、参加者人数、代表者の方のご連絡先をお知らせください。個人情報は責任をもって管理します。

*いずれのプログラムも無料です
*高校生以上の方は別途、入館料が必要となります
*展覧会及びイベントの最新情報は、当館HPでご確認ください
ホームページ
http://www.city.bizen.okayama.jp/shimin/shisetsu/museum/gallery04.html
会場住所
〒705-0001
岡山県備前市伊部1659-6
交通案内
【電車】 JR伊部駅より 徒歩1分。

【自動車】 岡山ブルーライン 備前インターチェンジより、15分。
ホームページ
https://www.city.bizen.okayama.jp/shimin/shisetsu/museum/museum.html
岡山県備前市伊部1659-6
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