2015年に死去した漫画家水木しげる。『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』『河童の三平』などの傑作を生み出したことで知られ、作品と通じ妖怪文化を広めた妖怪研究家としても高く評価されています。本展では、少年期の習作、戦地で描いたスケッチや貴重な漫画や妖怪画の原稿に加え、自身が収集した妖怪・精霊像のコレクションなど約390点を展示します。
また、没後に刊行された画集(2018年11月)に収録された作品のうち「妖怪のとき・暗闇の世界」を含む3点を初めて一般公開します。昭和から平成を駆け抜けた水木しげるの人生とともに、人の心を掴んでやまない怪しくも楽しい「水木ワールド」を紹介します。