このたび、国史跡青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡の出土品のうち、1353点が国の重要文化財に指定されることになりました。
指定される品々は、青谷上寺地遺跡の特徴である精巧(せいこう)な木製の容器をはじめ、日本海を通じた交易により入手された鉄器や青銅器など、多彩で豊富な内容を含んでいます。
これらの出土品が示す高度なものづくりの技術や、各地との積極的な交流は、「弥生時代のムラ=農村」という従来のイメージを覆(くつがえ)すものとして高く評価されました。
指定を記念し、鳥取の皆様にお披露目(ひろめ)するため、代表的な約100点について、速報展示を行います。ぜひ実物の美しさを間近でご覧ください。