筑西市美術家協会と当館との共催による絵画展を開催します。同協会は、平成22年度に当館主催にて開催した「筑西の美術2010-絵画展-」を契機として結成された美術団体で、洋画家の飯泉俊夫会長のもと、22名の会員が所属しています。いずれも筑西市内にアトリエを構え、中央画壇で活躍する画家たちです。平成22年度開催の展覧会から数えると「筑西の美術」は今回で5回目の開催となります。
初回展は会期半ばにして東日本大震災に見舞われ、中止を余儀なくされ、再開できないまま終了してしまいました。そのことが逆に同協会の発足を促したと言えます。その後、新たな会員も増え、当館との協働による「小品展」や当市出身の文化勲章受章者 森田茂の特別展示併催などの新しい試みにも挑戦しつつ、今日へと至っています。
今展では、大作を含む49点の絵画作品を展覧し、市民の皆さまに、更なる芸術表現の高みを目指す画家たちの熱意と、当市における芸術文化の今を体感してください。