- タイトル等
歴史の扉 ~江戸時代の訴訟~
それは、究極の自己主張
- 会場
- 致道博物館
- 会期
- 2019-01-18~2019-03-13
- 開催時間
- 午前9時~午後5時
2月28日まで 午前9時~午後4時30分《入館は午後4時まで》/水曜休館
3月1日より 午前9時~午後5時《入館は午後4時30分まで》/無休
- 観覧料
- 一般700円/高大生380円/小中生280円
(20名以上で団体割引有)
※本料金で、企画展のほか、常設展示・名勝酒井氏庭園もご覧いただけます
- 主催者
- 致道博物館
- 協賛・協力等
- 共催:山形県・公益財団法人山形県生涯学習財団・鶴岡市教育委員会
- 概要
戦国の争乱期を経て実現した、260年余りに及ぶ太平の世。江戸時代における「平和」は、幕藩体制による統治機構のもと、政治を執り行う武士と農工商を生活の基盤とする民衆、両者の歯車が噛み合うことで成立しました。しかし、その「平和」のなかにも、大名や家臣、領民、あらゆる身分層において、自己の権益を守るための闘争がありました。
「平和」を維持するためには、大小さまざまな争い事を解決し続けるの必要があったのです。その解決方法の最たる行為が、「訴訟」であり「裁判」でした。当時は、現在のように整った法律はなく、科学的な立証が出来るわけもありません。裁判では「先例」がとても重要な判断基準となっていましたが、昔の事例や歴史的背景だけでは判断しようのない事件も多くあります。それゆえ、原告と被告となる者たちは、少しでも有利な判決を得るために、互いの自己主張をぶつけ合いました。
本展では、江戸時代に庄内地域で起きた訴訟について紹介します。百姓同士の争いや家臣同士の争い、あるいは身分を超えた主張。「平和」の世だからこそ浮き彫りになる、利権を求めた生々しい闘争の様子を、当時の史料を辿ることでご覧いただきます。
- イベント情報
- 【学芸員によるギャラリートーク】
[第一回]1月26日(土) 14:00~15:00
[第二回]2月16日(土) 14:00~15:00
※申し込み不要、直接会場へお越しください。