タイトル等
企画展
何が入る?何を入れる?箱・器・袋
会場
林原美術館
会期
2019-04-02~2019-05-06
休催日
月曜日(ただし4月29日・5月6日開館)
開催時間
10時~17時
(入館受付は16時半まで)
観覧料
一般500円 高校生300円 小・中学生 無料
※友の会会員・学校メンバーズ加入団体 無料、障がい者手帳提示の方・付添者 無料 団体(20名様以上)、シルバーカード提示の方 2割引
主催者
林原美術館
協賛・協力等
後援◎岡山県郷土文化財団、山陽新聞社、RSK山陽放送
概要
「箱・器・袋」これらは全て中に物を入れたり、盛り付けたりして使うもので、いわば従属的な役割を果たす道具です。しかし使用する状況や、中に入れる物が持つ意味合いや格式などをより明確に際立たせるのも、これらの道具の特徴といえるでしょう。本展では漆の箱、やきものなどの器、そして箱・器・袋が複合した価値を持つ茶道具、さらに大名家に伝わった道具とそれらを収納する箱や袋などを、資料とあわせてご覧いただきます。
箱や器は、それ自身も工芸技術の粋を極めたものです。堆朱や螺鈿の装飾が施された食籠や、蒔絵の重箱などは調度としても用いられます茶の湯に用いる器は、多くの種類があり、季節や取り合わせなど亭主の考えを映し出します。また、こうした器を入れるための箱や、保護の為の袋も茶人の美意識のもとに誂えられています。館蔵の「瀬戸肩衝茶入 銘 淀」は何重もの箱に入り、様々な裂に包まれ、大切に伝えられています。また、箱は権威や格式をもあらわしま
す。仙台藩主伊達家に伝わった「太刀 備前長船元重」は太刀自体も名刀ですが、拵から太刀を収める刀箱に至るまで、家紋が蒔絵された絢爛豪華な細工が施されており、その美しさに目を奪われることでしょう。
当館所蔵の『平家物語絵巻』巻第7(中)「主上都落の事」では、京都から西国へと都落ちする安徳天皇と平氏の一行とともに、屋敷から運び出される三種の神器が入った唐櫃が描かれています。その唐櫃は黒漆に金蒔絵が施され、ひと目でそれとわかる豪華なもの
まで、まさに箱が中身を物語っているのです。
本展では様々な箱や器、袋をご覧いただきま
す。大きい箱か、小さな箱か、はたまた何を盛るのか入れるのか。いろいろと想像しながら、ごゆっくりとお楽しみください。
イベント情報
会期中の毎週土曜日14時から学芸員によるギャラリートークを行います。

林原美術館講座
日 時◎2019年4月7日(日)13:30~15:00
講 師◎谷一尚(林原美術館館長)
演 題◎「名物 淀肩衝をめぐって」
場 所◎当館ロビー 定 員◎30名(要予約)
参加費◎500円(入館料別途) ※入館料は2割引

IKENOBOYSいけばなライブ
日 時◎2019年4月21日(日)13:30~15:00
講 師◎江木淳人 氏(池坊華道教授・備前市立備前焼ミュージアム学芸員)
会 場◎当館ロビー 定 員◎60名(要予約)
料 金◎600円(入館料別途) ※入館料は2割引
ホームページ
http://www.hayashibara-museumofart.jp/data/498/exhibition_tpl/
会場住所
〒700-0823
岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
交通案内
■JR岡山駅から 徒歩25分
■岡電バス/ 岡電高屋行 県庁前下車 徒歩3分
■宇野バス/ 瀬戸駅前行・四御神行 県庁前下車 徒歩3分
■市内電車/ 東山行 県庁通下車 徒歩7分
■循環バスめぐりん/ 県庁線、県庁・京橋線(Cルート) 県庁前下車 徒歩3分
ホームページ
https://www.hayashibara-museumofart.jp/
岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
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