二〇一九年三月十二日に夢二生誕一三五年を祝して「夢二生家記念館・少年山荘」としてリニューアルオープン
竹久夢二生誕の地・邑久(おく)(瀬戸内市邑久町)にある夢二生家は、夢二が生まれ十六歳までを過ごした二〇〇年以上経つ茅葺屋根の家をそのままに保存し、公開しています。蔵を改装した展示室では季節に合わせて当館所蔵の夢二の肉筆作品を展示しており、企画展「夢二生家の春」ではリニューアルオープンを記念して「ふるさと」をテーマに夢二こども絵の代表作《童子》、歴史学者の磯田道史氏より夢二郷土美術館に寄託された《少年の図》を特別公開いたします。
また夢二自ら設計したアトリエ兼住居を復元した「少年荘」では夢二の生涯を遺品や写真、作品などを通してご覧いただくと同時に、夢二のデザインの作品や音楽との関わりをご紹介します。