シュウゴアーツは2019年2月16日(土)から4月6日(土)まで、所属作家によるグループ展「シュウゴアーツショー」を開催いたします。
今回のシュウゴアーツショーは、前室にて戸谷成雄の彫刻と未発表の版画作品(1990年制作の彫刻に由来するチェーンソーによる銅版画作品を近年プリント)、及び髙畠依子の新作を中心に展示します。世代の異なる二人ですが、髙畠の新作は戸谷の「視線による斜線構造」という彫刻概念に刺激を受けつつ、絵画の領域で作品化したと見ることもできます。
また後室では昨年12月に 自伝小説「この星の絵の具」三部作の上巻を発表した小林正人の初期作品を展示します。小説に綴られている青年画家小林正人の当時の実作品を見る機会にもなれば幸いです。加えて国立新美術館で個展「土と星 Our Planet」を絶賛開催中のイケムラレイコによる90年代初頭の貴重なドローイング、さらにリー・キット、三嶋りつ惠の作品や、シュウゴアーツで初披露となるアンジュ・ミケーレの銀色の支持体を使った絵画を展示します。ご高覧いただければ幸いです。
2019年1月 シュウゴアーツ