フィンランドで「マリメッコ」のテキスタイルデザイナーとして活躍し、現在、「アラビア」のアート部門で陶芸家として活動を展開する石本の原点と新たな作品世界を紹介する京都発の展覧会。石本がこれまでに生み出した約400点のマリメッコデザインの中から厳選したファブリックのインスタレーションや、デザインの基となった原画を展観するほか、近年手掛けた陶の作品を紹介。また、細見コレクションの主軸となる「琳派」の作品との競演は当館ならではの見どころです。京都で誕生し、身のまわりを美しく飾る意匠の数々を生み出した琳派と、作品を通じて人々の心を豊かに彩る石本の時空を超えた新たな出会いをお愉しみください。