- タイトル等
- 会場
- 東京国立近代美術館
1F 企画展ギャラリー
- 会期
- 2019-03-12~2019-05-26
- 休催日
- 月曜日(3/25、4/1、4/29、5/6は開館)、5/7(火)
- 開催時間
- 10:00~17:00
(金・土曜は20:00まで) 入館は閉館30分前まで
- 観覧料
- 一般1,200(900)円、大学生800(500)円
*( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
*高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
*本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)、「イメージコレクター・杉浦非水展」(2F ギャラリー4)もご覧いただけます。
- 主催者
- 東京国立近代美術館
- 協賛・協力等
- 出品協力:群馬県立近代美術館、富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館、(一財)福沢一郎記念美術財団
- 概要
福沢一郎(1898-1992)は、昭和戦前期から戦後まで日本の洋画界を牽引した画家です。戦前にはフランスのシュルレアリスム(超現実主義)を日本に紹介するとともに、社会批評のメッセージを象徴的に表現して、前衛美術運動のリーダーとなりました。戦時中は弾圧を受けますが、戦後はふたたび社会批評的な視点から人間群像の大作に取り組み、晩年には文化勲章を受章しました。
これまで日本の近代美術史においては、福沢はシュルレアリスムの紹介者としての側面から語られることがほとんどでした。しかし本展では、彼がひとりの画家として、生涯を通じて社会とどのように向き合ったかという点に着目します。この観点から、謎めいた画面の中に諷刺をこめた初期作品や、戦後美術の起点としてしばしば語られる代表作《敗戦群像》(1948年)、東西の地獄のイメージを借りながら社会批評を行おうとした連作など約100点を展示します。
多彩でありながらも一貫した問題意識に基づいて制作されたこれらの作品を通じて、知的なユーモアとともに人間を鋭く見つめた彼の画業の今日的意義をあらためて考える機会となれば幸いです。
- イベント情報
- ギャラリートーク
2019年4月21日(日)15:00-16:00
古舘遼(当館研究員)
2019年5月11日(土)15:00-16:00
大谷省吾(当館美術課長・本展企画者)
場所=1階企画展ギャラリー
申込不要、参加無料、要観覧券
講演会
2019年4月13日(土)15:00-16:30
伊藤佳之(福沢一郎記念館非常勤嘱託)
2019年5月18日(土)15:00-16:30
大谷省吾(当館美術課長・本展企画者)
場所=地下1階講堂
聴講無料、申込不要、先着140名、要観覧券
開場は開演30分前
美術館の春まつり
2019.3.19|火|―4.7|日|
開館時間|10:00―17:00
※美術館のみ金・土曜は20:00まで ※入館は閉館の30分前まで
休館日|月曜日(ただし3/25、4/1は開館)
(春)ガイドプログラム
春まつりトークラリー|12:00-15:00 先着2,000名様
美術館では4月7日(日)の無料観覧日に、スペシャルプログラム「春まつりトークラリー」を開催します。スタンプラリー方式で作品を巡り、ガイドスタッフと話しながら作品の魅力に迫る参加型のイベントです。
通年プログラム|いずれも14:00-
美術館では毎日、対話しながら作品を紐解く「所蔵品ガイド」を開催。工芸館では水・土曜に「タッチ&トーク」を行っています。
(春)お休み処・スペシャルメニュー
美術館前庭に、桜の見えるお休み処を開設。レストラン「ラー・エ・ミクニ」のキッチンカーによる特製お花見弁当など、旬を味わう特別メニューの販売も予定しています。
- ホームページ
- https://www.momat.go.jp/am/exhibition/fukuzawa/
- 展覧会問合せ先
- 03-5777-8600(ハローダイヤル)