タイトル等
幸野楳嶺が伝えたこと
会場
笠岡市立竹喬美術館
会期
2018-12-21~2019-02-03
休催日
毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月3日) ※ただし1月14日(月・祝)は開館し、15日(火)は閉館します。
開催時間
9:30~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般800(650)円 高校生以下は無料 (学生証をご提示ください)
※( )内は団体20名以上
※笠岡市内在住の65歳以上は無料、笠岡市外在住の65歳以上は団体料金(住所年齢のわかるものを提示してください)
※前売は一般個人のみ640円
主催者
笠岡市立竹喬美術館
協賛・協力等
助成|芸術文化振興基金
概要
このたび笠岡市立竹喬美術館では、江戸から明治へ、近世から近代へという時代の変革期を生き、優れた作品を制作するとともに、数多くの英俊を育てた幸野楳嶺の展覧会を開催します。
幸野楳嶺(1844~1895)は、弘化元年、京都に生まれ、嘉永5(1852)年に円山派の中島来章に学んだ後、明治4(1871)年からは、来章の許しを得て四条派の塩川文麟に学びました。明治9(1876)年の第5回京都博覧会で褒状、明治15(1882)年の第1回内国絵画共進会では審査員を務めるなど、画家として高く評価されていた楳嶺は、後進の育成にも積極的で、明治11(1878)年には、京都府知事に京都府画学校の設立建議書を提出しています。明治13(1880)年に開校した京都府画学校では、北宗の副教員を務め、一時退職の後に復帰してからは教頭の職も務めました。
楳嶺の作品は、師の来章や文麟より継承した伝統的な円山四条派の画風とともに、謹直な性格を反映した写生へのこだわりを感じさせます。その写生重視の制作姿勢は、師から弟子へとさらに継承されることになりました。
教育者としても大きな役割をはたした楳嶺には、菊池芳文、谷口香嶠、竹内栖鳳、都路華香という「楳嶺四天王」と呼ばれる高弟がいました。いずれも近代京都画壇を牽引した、近代日本絵画史において重要な画家たちです。
本展覧会では、楳嶺の師文麟をはじめ、楳嶺四天王や楳嶺周辺の画家の作品をあわせて、楳嶺作品を中心とした約80点の作品から、楳嶺が師から弟子へと伝えた四条派の技法や精神性に迫ります。
イベント情報
講演会「架け橋となった楳嶺 -近世から近代へ-」
森 光彦氏(京都市学校歴史博物館学芸員) 12月23日(日・祝) 13:30~15:00

講座「楳嶺が生きた時代 -京都画壇の諸相-」
柴田就平(当館学芸員) 1月20日(日) 13:30~15:00
※講演会と講座については事前にお申し込みが必要です。

学芸員によるギャラリートーク
1月4日(金)、1月27日(日) 13:30~14:30

新春イベント
「お正月ミュージアムグッズ福引」 1月4日(金) 9:30~16:30
「干支ペーパークラフト・チャレンジ教室」1月4日(金)~14日(月・祝) 9:30~16:00
参加費別途100円 小学生以上対象
詳細は美術館にお尋ねください(tel.0865-63-3967)。
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/18066.html
会場住所
〒714-0087
岡山県笠岡市六番町1-17
交通案内
山陽自動車道 笠岡I.C.から 15分

JR山陽本線 笠岡駅から
・タクシー 5分

・徒歩 25分

・笠岡駅前4番のりば
神島(こうのしま)循環 / 乗時(のりとき)行き / 美の浜(みのはま)行き
「市民会館・竹喬美術館前」下車すぐ
所用5分・150円
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
岡山県笠岡市六番町1-17
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