島根県立美術館は宍道湖の畔に建ち、表情豊かな水の姿をいつでも眺めることができます。そのロケーションから「水と調和する美術館」をコンセプトとし、「水を画題とする絵画」を収集方針のひとつに掲げた当館は2019年3月に開館20周年を迎えます。そこで今回は、当館の日本近代洋画コレクションの中から”水”を描いた選りすぐりの作品を紹介し、あらためてその表現の面白さ、多様性を感じていただければと思います。多くの画家によって描かれた海、川、湖などの水辺の風景をとおして、様々な”水”の姿をどうぞお楽しみください。