工学とデザインをつなげてみたら、未来がこっちをふりむきました。
東京大学生産技術研究所には、100を超える研究室があります。
そこではナノスケールの物理現象から地球環境まで、最先端の色々な研究が進められています。
ここに最近、デザインの研究室が加わりました。
工学とデザインが一緒になり、人と技術のもっと豊かな関わりを探る試みです。
この展示では、そんな研究から生まれた数々のプロトタイプを、
背景に秘められた技術とともにご紹介します。
機械に人の心を読ませてみると、義足に美意識をまとわせてみると、
バスケットボール大の探査機をたくさん海に浮かべてみると……
研究と研究の新しい組み合わせによって、
想像に描いてきた「もしかする未来」の姿が、少しずつ見え始めてきています。