昨今web上にふわふわ漂う、かつてのヨーロッパ旧社会主義国の製品をモチーフとした展覧会を開催いたします。旧東ドイツ、ソヴィエト製品を主軸に研究販売するイスクラの協力によってギャラリーに再現された東ドイツ分室を始め、それらの国で発行されていた1500枚近くの切手や、素朴な民生品をモチーフとして作られた中村のアートワークが並びます。
「微妙な重さのストーリー」を背負った仄暗くも素敵なデザインの製品は新しい時代とともに古臭いものと廃れていき、今や見つけることも難しくなりつつあります。それらの製品が一同に会する貴重な機会となります。ご高覧いただけましたら幸いです。