本展では平成28年に購入した新資料『芥川龍之介書簡(木村毅宛)』(1925.8.20)から、大正・昭和を代表する文豪・芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ/1892 - 1927)と、勝央町出身の文学者・木村毅(きむら き/1894 - 1979)をご紹介します。大正末期から昭和の初めにあった短い交流の様子を、作品だけでなく、書簡やノートなどから考察します。日本近代文学館(東京)所蔵の死の直前まで芥川が使用していた愛用の品なども展示いたします。晩年田端で過ごした、交流の中から見えてくる、文豪・芥川の素顔に触れてください。