葉祥明は、地平線・水平線にモチーフが一つ描かれるスタイルが代表的です。
草原、大海原、広い空から吹き抜ける風を感じる作風は、観る者に静寂と平安を与えます。その一方で、地平線の向こうに聳える山を描き、荘厳さを伝える作品も手掛けています。本展では、そんな葉祥明が描く『山』を紹介致します。故郷・熊本にある阿蘇山からはじまり、日本の山、世界の山など、様々な山を描いています。
『山は人生の道しるべのようでもあり、立ちはだかる難題のようでもあり、人生を象徴している』と葉祥明。
神秘的な姿を見せてくれる山を、力強く、優しく描いた作品をご覧下さい。