- タイトル等
- 会場
- 北海道立函館美術館
- 会期
- 2019-02-09~2019-04-07
※諸般の事情により会期末を4月17日(水)から4月7日(日)に変更しました。
- 休催日
- 月曜日(ただし2月11日は開館)、2月12日(火)
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
(入場は午後4時30分まで)
- 観覧料
- 一般510(410)円、高大生300(200)円、65歳以上および中学生以下は無料
※()内は前売り・リピーター割引・および10名以上の団体料金。前売り券は2月8日(金)まで、当館のみの販売となります(休館日をのぞく。ただし、2月5日[火]~8日[金]は販売)。※ミュージアム・コレクション冬~春と同時観覧の場合、一般640(620)円、高大生370(310)円※高校生は学校の教育活動(引率者含む)で利用する場合ならびに土曜日は観覧料免除※リピーター割引=当館又はほかの道立美術館で開催された特別展の半券の提示により、特別展のチケット1枚が割引。(半券1枚につき、1回限り有効。半券の有効期限は、当該半券の展覧会最終日より1年間。)※親子割引=親子等でご観覧の方は各50円引き※函館市電・函館バスの1日乗車券、2日乗車券、五稜郭タワー搭乗券をご提示の方は、一般100円引き、高大生50円引き※AGH道南割引=「アートギャラリー北海道」の道南圏(渡島・檜山管内)の連携施設(有料)の入館券の半券または同連携施設で配布される「『アートギャラリー北海道』道南圏連携施設限定函館美術館特別展優待割引券」の提示により、特別展のチケット1枚を団体割引(半券または割引券1枚につき、1回限り有効。)
- 主催者
- 北海道立函館美術館共催/北海道新聞函館支社
- 協賛・協力等
- 後援/函館市、函館市教育委員会、NHK函館放送局、函館山ロープウェイ(株)FMいるか
協力/北海道旅客鉄道(株)函館支社、五稜郭タワー株式会社
- 概要
【生誕110年 岩船修三展】
岩船修三は、1908(明治31)年、函館随一の繁盛をほこった岩船呉服店の三男として生まれました。国指定の名勝である香雪園(見晴公園・旧岩船氏庭園/函館市見晴町)は、岩船家の別荘として築造されたもので、当時の岩船家の繁栄ぶりがうかがわれます。岩船は、函館商業学校(現・北海道函館商業高校)に入学後、美術部「極光画会」で油彩画に取り組みます。卒業後は上京し、東京美術学校を受験するも失敗。佐野忠吉の紹介により洋画家の青山熊治に師事し、絵の道に進むことを反対していた父からも認められます。1930(昭和5)年には帝展に初入選。1936年から、フランスに留学し、ピカソやマティス、藤田嗣治らの知遇を得ます。しかし、戦争激化のため1939年にやむなく帰国。その後、光風会展を舞台に活動しました。
旭川で終戦を迎えた岩船は、全道展の創立に加わり、1946年に函館に戻ってからは、赤光社の再建に尽力するなど、北海道画壇をけん引する存在となります。1960年代に入ると、独特の色彩感覚を生かした詩情あふれる画風を確立しました。1960年代後半から取り組んだアイヌの人々や神話をモティーフにした作品は、多くの人に愛されました。また、1974年には取材でアラスカを訪れてからは、アラスカの雄大な自然をテーマにした作品をたびたび発表しています。
本展では、岩船修三の生誕110年を記念し、当館のコレクションを中心にその画業を回顧します。ヨーロッパで新しい美術思潮に触れたのち、アイヌ・ユーカラの世界へ心を寄せた岩船修三の歩みをご堪能ください。
【水辺のものがたり】
「水」は、雨、霧、雪など、季節や天候によってさまざまに姿を変えながら、私たちとともに存在しています。清流や湖沼、そして海は、ゆたかな自然環境として私たちの生活に恵みを与えてくれる一方、時に猛威を振るう存在でもあります。
身近であると同時に神秘的な存在でもある「水」は、古来、数多くの芸術作品に表現されてきました。本展では、当館のコレクションを中心に、水辺の情景をモティーフとする、油彩、彫刻、書の秀作を紹介いたします。
- イベント情報
- ◎ギャラリー・ツアー
学芸員のガイドとともに、展覧会を鑑賞します。
日時:3月9日、23日、30日(土) いずれも午後2時~
会場:当館特別展示室(要観覧券)
◎美術映画会
2月16日(土) 「描かれたフランス革命」
3月16日(土) 「りんごが世界を変えた・20世紀絵画の父 セザンヌ」
会場:当館講堂(入場無料) いずれも午後2時~
◎アーティスト・トーク
函館出身で、十勝管内音更町を拠点に活動している岡沼淳一氏に
自作についてお話しいただきます。
日時:2月9日(土)午前10時~
会場:当館特別展示室(要観覧券)
講師:岡沼淳一氏(彫刻家)
◎絵本の読み聞かせ
日時:3月10日(日)、17日(日) 午前11時~(約30分)
会場:当館特別展示室(要観覧券)
出演:函館絵本の会 銀のふね
◎ハコビでお茶会
立礼の茶席、荒川武夫作・金子鷗亭揮毫の茶碗に触れる鑑賞体験、開催中の特別展ならびに常設展の作品解説を行います。
*1回につき30名程度で実施し、随時ローテーションします。
日時:3月2日(土)午前10時~午後3時(予定)
会場:当館ホール、展示室
席主:内山宗幸氏(表千家同門会函館支部)
料金:一般1200円、大学生890円、65歳以上・高校生以下580円
(特別展・常設展同時団体観覧料+茶菓代)
*茶券は、当館喫茶コーナーにて販売中。なくなり次第終了。
*当日券の販売あり(料金は同じ)。こちらもなくなり次第終了。