(作品展&伊藤邸庭園を染め描いた「訪問着」※展示)
きもの産業の町十日町市に生まれ、京都での手描き本友禅・ロウケツ染めの修行を経て、ロウと染色を巧みに繰り返す独自の技法「雨景染め」を編み出した村山雨景さんの作品展を行います。集古館では創作55周年を越えたこれまでの作品から選りすぐりの18点をご紹介致します。着物を染め描く技法を用いて絵画として完成された独自の作品世界では郷土をはじめ日本や海外の美しく心温まる風景に出会えます。さらにこのたび、北方文化博物館(豪農の館伊藤邸)の庭園を染め描いた訪問着を新たに制作し大広間にて展示致します。村山雨景さんの感性を通して描かれた北方文化博物館の庭と、紅葉深まる秋の庭園とを、合わせてゆっくりとご観覧下さい。(※訪問着の展示は10/20~となります。)