タイトル等
2018年度企画展
明治の教育と博物学
こどもたちが学び楽しんだ、自然をめぐるモノづくし
会場
玉川大学教育博物館
会期
2018-10-29~2019-01-27
休催日
11月 4日・14日・15日・24日
12月 1日・15日・20~31日
1月 1~9日・14日・20日
開催時間
9:00~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
入館無料
協賛・協力等
協力 玉川大学教育学術情報図書館
概要
明治150周年を記念して、企画展「明治時代の教育にみる博物学」を開催いたします。
博物学とは自然界に存在する動物、植物、鉱物を調査し、その種類、性質、分類などを研究するとともに記録する学問であり、今のように科学分野が分化する前の自然物研究の総称といえます。東洋では主に薬となる自然物を探求する学問が生まれ、これを本草(ほんそう)学と呼びました。
明治5(1872)年に「学制」が頒布されて、近代学校制度がはじまると、博物学は小学校教育の中に取り入れられました。近代科学の合理的な自然観をもとに、身近な自然を観察し、科学的な考え方を養う博物学は、動物、植物、金石(鉱物)に分科され、物理、化学、生理と並んで学校教育の中で重視されています。明治中期になると、博物学は物理、化学、生理を統合した「理科」という科目になり、科学教育の基礎を担う科目分野になりました。
展示では、江戸時代の本草学をはじめ、本草学から影響を受けた学問、博物図譜などをもとに、博物学の流れをたどります。そして、学校教育がはじまった中で見られる教育用の絵図、教科書、掛図をはじめ、博物館や博覧会事業の中で制作された博物画、家庭で学び、楽しまれたおもちゃ絵、絵双六、絵本などに見られる博物学をもとに、明治時代の教育を支えた博物学の諸相を紹介いたします。
イベント情報
◆ハンズオン・体験講座「作ってみよう!和装本風ノート」
和装本の実物に触れ、和綴じで和装本風ノートを製作するワークショップを下記の日程で行います
①中学生から大人対象(定員15名) 2018年11月18日(日) 13:30~15:00
②小学生対象(保護者同伴・定員15組) 2018年12月9日(日) 13:30~15:00
※両日とも参加費無料/詳細および申込方法はホームページに掲載いたします

◆野外観察会「玉川学園の植物を楽しむ丘めぐり」
展示資料『秋野七草考』『春野七草考』などをもとに、玉川学園構内をまわり、講師の解説を聞きながら植物を観察する会を下記の日程で行います
①2018年11月23日(金) 13:30~15:30 秋の七草、カエデの紅葉をめぐる観察会
②2019年1月12日(土) 13:30~15:30 春の七草をめぐる観察会
【対象】両日とも小学4年生~大人 ※小学生は保護者同伴のこと
※両日とも参加費無料/詳細および申込方法はホームページに掲載いたします

◆会期中、学芸員が展示資料について解説するギャラリートークを下記の日程で行います【日にち】 2018年11/11(日)、12/7(金)、12/18(火)、2019年1/17(木)
【時間】各回とも13:30~14:30 (予約不要)
展示替え情報
※展示期間の前期と後期で一部資料の入れ替えがあります
前期10月29日(月)~11月30日(金) 後期12月2日(日)~1月27日(日)
ホームページ
http://www.tamagawa.jp/campus/museum/info/detail_14904.html
会場住所
〒194-8610
東京都町田市玉川学園6-1-1
交通案内
小田急線玉川学園前駅下車 駅南口より徒歩15分

入校の際、各入校口の詰所(案内所)にて入校手続きをしてください。
構内の詳細な位置については、校門の案内所でお尋ねください。
構内は教育活動が行われておりますので、車での来館はご遠慮ください。
ホームページ
https://www.tamagawa.jp/campus/museum/
東京都町田市玉川学園6-1-1
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