笠間や益子のやきものと聞くと、明治時代に多くつくられていた、柿釉や糖白釉などを使った昔ながらのスタイルのものをイメージする人が多いかもしれません。しかし、現代の笠間と益子の作家がつくるやきものは、作家によって土や釉薬など使用する素材はもちろんのこと、成形や施釉の手法にも違いがあり、そのスタイルは実に様々です。本展では、笠間と益子を活動の拠点とする約60名の作家の作品により、作家の個性や現代の感覚が取り入れられた新しいスタイルのうつわを紹介いたします。「使ってみたい」「飾ってみたい」など、欲しいうつわを探しに来てください。