現在活動をしている全国の伝統こけし工人の方々に、各人が受け継いできた伝統的な型に加え、伝統を踏まえた上で新しい意匠を盛り込んだ型等、代表的な作品2本を依頼し、制作していただきまして、初めての工人録を出版したのが平成15年でした。それから15年の歳月を経て、『伝統こけし最新工人録』第3刷がようやく出来上がりました。その記念といたしまして、掲載のこけしを2期に分けて展示いたします。
東北の地に芽吹き、幾代にもわたって育まれてきたこけし。この伝統こけしは、これからどのように変化していくのでしょうか。現代に生きる工人達のこけし群をじっくりとご覧いただきたいと思います。
○第一期 9月11日(火)~11月18日(日)
福島県・宮城県在住の工人の作品
○第二期 11月20日(火)~1月20日(日)
山形県・秋田県・岩手県・青森県・群馬県・埼玉県・東京都・島根県在住の工人の作品