- タイトル等
- 会場
- 井原市立田中美術館
- 会期
- 2018-09-14~2018-11-04
- 休催日
- 月曜日(祝日の場合は開館し、翌日が振替休館)
- 開催時間
- 9時~17時
(入館は閉館30分前まで)
※9月14日は開会式のため、10時40分から開館します。
- 観覧料
- 一般800(640)円/65歳以上 400(320)円/高校生以下無料
( )内は前売り、および20名以上の団体料金
受付で年齢が確認できる証明書を必ずご提示ください。
※前売券は、チケットぴあ、セブンイレブン、サークルK、サンクス(4店共通Pコード:769-192)、ローソンチケット(Lコード:62411)、山陽新聞社サービスセンター、笠岡市立竹喬美術館、華鴒大塚美術館、ぎんざや、喫茶パレット(倉敷市立美術館内)、インディスク(天満屋倉敷店内)など岡山県内の各プレイガイド、井原市内の公共施設でお求めください。
- 主催者
- 井原市立田中美術館
- 協賛・協力等
- 共催 山陽新聞社
後援 中国新聞備後本社、読売新聞岡山支局、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、RSK山陽放送、KSB瀬戸内海放送、RNC西日本放送、TSCテレビせとうち、OHK岡山放送、oniビジョン、FM岡山、FMくらしき、エフエムふくやま、岡山県郷土文化財団、井原市文化協会、井原放送、井原鉄道
- 概要
戦後日本画壇にエネルギッシュな作品で挑み続けた片岡球子。球子の没後10年を迎える今年、井原市立田中美術館では、秋季特別展「没後10年 片岡球子 情熱の日本画」を開催します。
明治38年(1905)、球子は北海道に生まれました。女子美術学校(現在の女子美術大学)で日本画を学んだ球子は、卒業後、小学校教諭としての激務のかたわら、展覧会に出品しては落選を繰り返し、「落選の神様」とまで呼ばれるようになります。
しかし昭和5年(1930)、再興日本美術院展に《枇杷》が初入選し、「ゲテモノ」と揶揄された個性的な作風も次第に注目を集めるようになります。小林古径の言葉にも励まされ、ひたむきに自己の芸術を追求する球子の制作姿勢は、旧来の日本画壇に新風を吹き込むものとなりました。
昭和27年(1952)、院展同人となった球子は、彼女の情熱が奔流となったかのように旺盛な制作を続け、国内外での展覧会、女子美術大学や愛知県立芸術大学での後進の指導など、かつての逆境を覆す活躍をみせます。平成元年(1989)には、それまでの画業に対して文化勲章を受けました。
本展覧会では、身近な人びとをモデルとした初期の人物画をはじめ、桜島や富士山など日本各地を写生旅行して生まれた風景画、浮世絵師など歴史上の人物に肉薄したライフワーク「面構」、晩年に新境地を拓いた裸婦シリーズなど、球子の代表的な作品約40点を展観します。球子の103年にわたる長い生涯のなかで絶えることのなかった情熱、そこから生まれたダイナミックで個性的な日本画の世界をご堪能いただければ幸いです。
- 展示替え情報
- ※会期中、一部展示替があります。
- ホームページ
- http://www.city.ibara.okayama.jp/denchu_museum/docs/2018081600024/