俳優としてだけでなく、画家としての評価も高まりつつある片岡鶴太郎。40歳にして初めて絵筆をもった彼は、たぐいまれな集中力によって、またたく間に独自のスタイルを確立しました。魚などを題材とした、色鮮やかな作品は人気を集めています。
片岡は1995年以来、毎年個展を開き、新作を発表しています。ファン待望の展覧会は今年で8回目を迎え、今回はサブタイトルを「蝉時雨(せみしぐれ)」とし、約170点を展示いたします。絵画だけでなく、コラージュ、書、染付け、陶磁、漆器など、精力的な創作活動によって生み出された最新作の数々をどうぞお楽しみください。