7/28(土)~9/5(水)-庄内藩の戊辰戦争の軌跡、敗戦後の西郷隆盛との交流から、西南戦争後「南洲翁遺訓」の出版まで。歴史資料と遺墨等を展示。
慶応4年(明治元年-1868)、庄内藩は旧幕府方として戊辰戦争を戦いました。降伏に際しては厳しい処罰を覚悟していましたが、処罰は意外にも寛大なものでした。指示したのが西郷隆盛であったことを知った旧庄内藩主・酒井忠篤や旧庄内藩士らは、明治3年(1870)以降、何度も鹿児島へ訪れては西郷の教えを受けます。
本展では、庄内で繰り広げられた戊辰戦争の経過を辿り、西郷隆盛と庄内の人々との間に築かれた強い結びつきについて、古文書や歴史資料、西郷隆盛の遺墨などから解き明かします。