- タイトル等
バウハウスへの応答
- 会場
- 京都国立近代美術館
4階コレクションギャラリー
- 会期
- 2018-08-04~2018-10-08
- 休催日
- 毎週月曜日※9月17日、24日、10月8日(月・祝)は開館し、9月18日、25日(火)は閉館
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
毎週金・土曜日は午後9時まで開館※入館は各閉館時間の30分前まで
- 観覧料
- 一般430円(220円)、大学生130円(70円)
※カッコ内は20名以上の団体料金 ※本料金でコレクション展もご覧いただけます ※高校生以下、18歳未満および65歳以上、心身に障がいのある方とその付添者1名は無料(入館の際に証明できるものをご提示下さい)
■無料観覧日:8月4日、11日、18日、25日(土)は無料観覧日です
■夜間割引:金・土曜日は午後9時まで開館。午後5時以降は夜間割引を実施します
一般430円→220円、大学生130円→70円
- 主催者
- 京都国立近代美術館、バウハウス協会ベルリン・デッサウ・ヴァイマール、ゲーテ・インスティトゥート、世界文化の家
- 協賛・協力等
- [助成]ドイツ連邦首相府文化メディア担当、ドイツ連邦外務省、ドイツ連邦文化財団
- 概要
1919年、今からほぼ100年前に先進的な総合芸術学校バウハウスが、ドイツのヴァイマールに設立されました。設立に際し、初代校長ヴァルター・グロビウスは「バウハウス宣言(Bauhaus-Manifest)」を公にします。そこには、建築・絵画・彫刻の三つのジャンルを表す尖塔をもつゴシック様式の聖堂を描いた、ライオネル・ファイニンガーの木版画が添えられました。あらゆる造形活動を手仕事の訓練と習得を通して統合し、新たな時代・世界に相応しい建築さらには社会の創造を目指したバウハウスは、その教育理念と独創的なカリキュラムによって、ドイツ国内のみならず、ひろく世界に大きな影響を及ぼしました。本展は、そのバウハウスの今日的意義を再考する国際プロジェクト「bauhaus imaginista(創造のバウハウス)」の一環として開催されるものです。ここでは、ドイツで生まれたバウハウスの教育理念とカリキュラム、特に工房教育と予備課程が、日本とインドという異なる歴史・文化背景をもつ地域で、どのように受容され展開したのかに注目し、その足跡を、100点あまりの関連資料や記録、当時の学生たちの作品などによって辿ります。また本展のために、二組のアーティスト、スウェーデンのマルメを拠点に活動するルカ・フライそしてロンドンを拠点とするオトリス・グループに、バウハウスと日本とインドをめぐる作品の制作が委嘱されました。彼らの作品は、バウハウスの受容と展開の歴史性だけではなく、その現在性についての視座を我々に与えてくれるにちがいありません。そして本展のエッセンスは、プロジェクトの最終形として2019年春にベルリンの世界文化の家で開催される展覧会「bauhaus imaginista:Still Undead」でも紹介されます。本展が、「バウハウスの宣言」を起点に、理念と実践の連携による教育さらには社会刷新の可能性と重要性、グローバル化とローカリティの関係性、そしてそれを踏まえた文化そしてその交流の多様性について再考する機会になることを期待します。
関連ウェブサイト
https://www.bauhaus100.de/index/html
http://www.bauhaus-imaginista.org/
- イベント情報
- レクチャー&ディスカッション「バウハウスと日本」
講師:梅宮弘光(神戸大学教授)+ヘレナ・チャプコヴァー(Curatorial Reseacher:Correspoding With/bauhaus imaginista)
モデレーター:本橋仁(当館特定研究員)
8月12日(日)14時~16時
京都国立近代美術館1階講堂
先着100名・聴講無料
(11時より1階受付にて整理券を配布します)
講演会「シャンティニケタンから建築とデザインを考え、学び、作る」
講師:佐藤研吾(In Field Studio/歓藍社)
9月22日(土)17時~18時30分
京都国立近代美術館1階講堂
先着100名・聴講無料(16時より1階受付にて整理券を配布します)
bauhaus imaginista: Corresponding With
「文化圏を越えた交流-20世紀のインド・日本・ドイツにおける美術・デザイン教育をめぐって」
国内外のアーティスト、デザイナー、研究者によるプレゼンテーション、パフォーマンス、ディスカッション
日時:8月5日(日)午前9時~午後5時30分
会場:ゲーテ・インスティトゥート東京・ホール
参加事前申込先:[email protected]
※プログラムの詳細はゲーテ・インスティトゥート東京のホームページをご覧ください。https://www.goethe.de/tokyo
- ホームページ
- http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2018/426.html